皆さんこんにちは!ここは絵描き兼DTMerのStackStorm(ともあし)がだらだらと絵をかいたり音楽を作ったりするサイトです。
日ごろは油絵かいてたりDJしてたりしてます。。
根っからのダンスミュージック好きで趣味は映画鑑賞とビートマニアです!
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今日の芸術家紹介は悲劇的な風景画という新しい分野を開拓した、
ドイツのロマン主義絵画を代表する
「カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ」です。通称C.D.フリードリヒ
彼の作品はおもに風景画なのですが、モチーフは廃墟であったり広大すぎる自然であったり人物がいても必ずこちらを向いておらず、背中を向けていたりなど、少し変わった作風の持主です。
鮮やかさを、緑の生き生きとした感じを排除した彼の絵を見たとき、どうしてももの悲しい、絶望感や閉塞感、自然に対する恐怖、そして死という概念が頭をよぎります。
そういった彼の絵が生まれる背景には彼の生い立ちが関係していると思われます。
彼は幼いころに妹を亡くし、さらにフリードリヒが子供のころに池の上に張っていた氷の上で遊んでいたとき、誤って池におぼれてしまったところを助けようとした弟がそのまま帰らぬ人となるなど、幼いころに二人の兄弟を亡くしているのです。
そういった過去を断ち切れない彼は何度も自殺を試みたといいます。
たび重なる家族の死が彼の作風に影響を与えたのだと言われます。
彼の絵を初めて見たとき、同じ死を連想させる画家としてベクシンスキーを思い出しました。
彼も少なからずフリードリヒの影響を受けているのでしょう。
こういった象徴的な作風が好きな私のお気に入りの画家のひとりですね!。
以下参考資料
もっと彼の作品が見たい!! っていう人は外国のウィキペディアに彼の作品すべてアップされているので一度見てみてはいかがでしょうか?
http://de.wikipedia.org/wiki/Caspar_David_Friedrich
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