皆さんこんにちは!ここは絵描き兼DTMerのStackStorm(ともあし)がだらだらと絵をかいたり音楽を作ったりするサイトです。
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今日の芸術家紹介は、北斎のことを師として仰ぎ、自らのことを師にならって画狂人と称したドイツの画家「ホルスト・ヤンセン」です。
ヤンセンとは誰ぞ? という方に、彼の経歴をざっくりと話しますと、ドイツのハンブルクに私生児として生まれた彼は何度も警察の御用になるような事件を起こしたりしていたが、
1968年にベネチア・ビエンナーレで版画大賞を受賞を皮切りに大きく画家として歩みだすようになります。
そこから彼は銅版画や水彩パステルといった幅広い作風で自分の個性を作品へと展開してゆきます。
中でも素晴らしいのは彼の手から紡がれる線で、自分の中ではかつて見たことのない線であったこともあり、図書館で友人に勧められて画集を見たときは大きく驚いたものでした。
北斎を師に仰いでいることから、日本の浮世絵には多大な影響をうけており、日本人的な線で表現するという文化的エッセンスを自国へ輸入し、線としての絵画の枠をさらに広げた一人だったのではないかなと感じた。
彼の絵を見ていると、どことなく日本の漫画に近い感じも感じられる。
日本人はヤンセンのことを好きになる人はいっぱいいそうなのに、ぜんぜん日本で知られていないのは少し残念ですね。(図書館も画集は古いのが数冊しかない、しかもたぶん今ならプレミア)
ちゃんとした画集が出てほしいものです。
以下参考作品
どうやら海外にはしっかりした美術館もできてるようです。いってみたいですね!。
http://www.horst-janssen-museum.de/
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